12月6日(日)13:30より、本年度第2回目の「おもしろサイエンス」を実施しました。

今回のテーマは「音の不思議を探検しよう」です。

糸でつるしたハンガーを棒でたたいたり、ワイングラスの縁を濡らした指でこすったりすると音が出ます。まずは、音がモノの振動によって発生することを、子ども達に確認してもらいました。その後、ワイングラスに水を入れた時の音の違いを聴き比べる実験をしました。

次に、紙コップとタコ糸で糸電話を作り、糸をたるませた時や途中の糸を指でつまんだ時の聞こえ方が、どう変わるかを実験しました。(つまんだ指先に振動も感じてもらいました。)また、複数の糸電話の糸同士を絡ませると、振動が分岐して3人以上での会話が可能であることも体験してもらいました。その後、糸電話の糸を切り、その糸にいろいろな方法で振動を与えると、紙コップから思ってもいなかった音が出てきて、子どもたちはびっくりしていました。

最後に、紙コップとタコ糸で作る音を使って、小さな紙人形を動かす《音であやつるベンベン相撲》の作成に取り組んでもらいました。

今回も新型コロナウイルス感染症が広がっている中での開催となったため、定員を通常の半分としました。当日の欠席があり、1年生から6年生までの11名で実施しました。参加者の中には今回の内容が少し難しかったと感じた子もいたようですが、それぞれ最後まで頑張って作っていました。

(本日の担当講師と補助講師は、それぞれ当会会員の三宅と青木、工藤が務めました。)