ポンポン船は当講座の常連ですが、なんと今回は円盤型のポンポン船です。

これまでのモデルより進むスピードは遅いようですが、クルクルと回わる動きもできて、遊園地の乗り物のようです。「遊覧ポンポン船」と名付けました。

以前のポンポン船はこちら

 

アルミパイプは折れないように注意深く木型に沿って   ゆ~っくりと曲げます

パイプを船体に取り付けました。

 

 水中に出ているアルミパイプを一方向に少し曲げると、船体をくるくると回すことができます。

 

<ポンポン船の動く仕組み>

細いアルミパイプに入っている水を熱すると、熱せられた水は蒸気になります。蒸気になると体積は(1気圧のもとで)1700倍にも膨らみます。膨らんだ蒸気はパイプの中の水を一気に水中に押し出し、このときポンポン船が動きます。水を押し出すとパイプ内の圧力が下がります。また、パイプの出口まで達した蒸気は冷やされて収縮することによってもパイプ内の圧力が低下します。このパイプ内の圧力低下により、外の水がパイプに吸い込まれ、その水がまた熱せられ蒸気になります。これを繰返しポンポン船は進み続けます。

詳しくは 愛媛県総合科学博物館 や こちら のサイトが参考になります。