今年も鶴崎公民館で、「夏休み子ども科学教室」を3回開催しました。今回は最終日の7月31日の模様をご紹介しましょう。

下の写真のように、手で持つと電球が点灯し、手を離すと消灯するミニトーチを作りました。

★☆★☆★  まずはトランジスタの働きを左下の写真の回路を使って確認しました。 ★☆★☆★

人間を介して回路は閉じていますが点灯しません  トランジスタで電流が増幅され点灯しました

人体は電気を通す導体ですが、抵抗が大きいため、電流が少なすぎて豆電球は点灯しません。しかし、トランジスタで電流を増幅させることにより点灯させることができました。

ミニトーチの材料

 

ミニトーチの配線

昨年のオーラボの科学教室でもミニトーチを作りましたが、電池とリード線との接触が不良で、点灯が不安定なトーチが多かったため、今回は木片に差し込んだ釘の頭部分を、接触部に利用するという工夫をしてみました。その結果、昨年版のトーチよりも安定した点灯が得られましたが、まだ不安定なものもあり、さらなる改良の余地がありそうです。

今回、点灯しなかった原因で多かったのは、電池の極が逆になっていたことです。マイナス極の方をトランジスタの黒(エミッタ)に接続しないとトランジスタは機能しません。なお、今回用いたトランジスタはダーリントントランジスタ(複数のトランジスタを直結したトランジスタ)で、ベースとコレクタの位置が一般的なトランジスタとは異なっています。

トーチの胴体部分には太いプラスチックストローを使っていますが、微小なプラスチックごみ「マイクロプラスチック」による海洋汚染が、最近問題となっています。皆さん、ストローのポイ捨てはしないように、可燃物として、きちんとごみ収集に出してくださいね。ストローを使った科学実験や科学あそびが、他にもいくつかありますが、プラスチックストローの使用が規制されたりすれば、このような実験やモノづくりができなくなるかもしれませんよ。
(*大分市ではプラスチックストローは資源プラではなく、可燃物として扱われています。)

今回の工作について詳しく知りたい人は以下のサイトが参考になります。
http://www.kotaden.com/stage5_1_index.html